「吸水ショーツ、最近よく聞くけど実際どうなの?」
「経血を吸った下着を履きっぱなしなんて。気持ち悪いんじゃないの?」
「多い日は漏れちゃうでしょ・・・」
「洗うの面倒臭いんじゃないの?」
この記事を見ていただいてる方は、吸収ショーツを使い始める前の私のように、このようなことが気になっているのではないでしょうか?
使ってみたいけれど、衛生面やお手入れが疑問でなかなか1歩踏み出せない・・・そんな方のために、実際に使い始めて1年を迎える愛用者の経験から、おすすめのポイントや実際のところどうなのか、どんな人におすすめなのかをお伝えします。
使用を迷っている方はぜひ、参考にしてくださいね。
1.ナプキンいらず?どうやって使う?話題の吸水ショーツとは
吸水ショーツはその名の通り、水を吸うショーツ。ナプキンを付けなくてもショーツ自体が経血を吸い取ってくれます。ナプキンを使っている時のズレやごわつきや、かぶれが気になる人にとってはこれは嬉しいポイントではないでしょうか。
仕組みとしては赤ちゃんのオムツを想像してもらうと分かりやすいですね。吸水しても表面はさらっとするように加工されているので、かぶれにくくなっています。しかも、赤ちゃんのオムツのようにパンパンに膨らんでしまうことはないので、外見からバレてしまうことはありません。
使い方もとっても簡単!普通の下着と同じように履くだけです。
2.吸水ショーツのメリット/デメリット
ここからは、使い始めて1年を迎える私の体験を元にお話しします。
【メリット】
- ズレない、ヨレない
- かぶれにくい
- ナプキン在庫管理が激減
- 夜の安心感がハンパない
- 生理が始まりそうな時、生理の終わりかけに便利
- 多い日にナプキンと併用すれば安心感UP
- ゴミが減る
【デメリット】
- 洗うのがやや面倒
- 臭いが気になる
- 多い日は履き替えが必要
私が感じる吸水ショーツのメリットは、とにかく「ズレの心配いらずなところ」「かぶれにくいところ」、そして「ナプキンの在庫管理の手間が激減すること」この3つです。
ナプキンはいくら吸収量が多いものを付けていても、ズレたら終わり。まだ余白は多いのに、ヨレてしまって横から漏れたり、羽根付きにしてもそこから伝って漏れたりとトラブルが後を立ちませんでした…
また生理中のムレとかぶれにずっと悩まされてきたので、初めて吸水ショーツを使った時は、かゆみに悩まされることがなく感動しました!
そして、吸水ショーツにして想像以上に楽になったのが、「ナプキンの在庫管理の手間」。今まで夜用・多い日の昼用・普通の日用・羽なし・羽ありなど、どんなに少なくても3種類は常にストックしていなければ対応できなかったのが、多い日の昼用1種類で良くなりました!(どうしてその1種類だけなのかは、次の章で紹介しますね。)
あとは、私は生理周期が安定しないので、そろそろ来るかな?という頃から履いておけば、出先で生理が来て慌てることも、来なくて「ナプキン無駄にした〜!」ということもなくなって助かっています。
まだ生理が始まったばかりで安定しない方や、生理不順の方、生理がダラダラ長引いてしまう方にもオススメですよ。
次は、実際に私がやってる吸水ショーツとナプキンの使い分け方法についてより詳しく紹介します。
3.吸水ショーツは気持ち悪い!?実際に使ってみた感想
使い勝手の良さからすっかり愛用者になり、周りにも吸水ショーツをおすすめしている私ですが、よく聞かれる質問がこちら。
「でも、履きっぱなしって気持ち悪くないの?」
結論から言うと、経血量が少ない日であれば全く問題ないです。(個人の感想)
しかし、快適に過ごすためには、いくつか注意が必要です。
まず、多い日は履き替えをおすすめします。私は1日目、2日目は朝起きたらまず履き替えます。夜は多い日でも一度も漏れたことはないですが、活動が多い日中は要注意。
経血の多い昼は吸水ショーツだけで出かけると、やはり湿った感じやトイレのたびに臭いが気になることがあり、座りっぱなしで動けず漏れたことが一度だけあります。(少量なので服は着替えずすみました)
途中で気持ち悪く感じても替えのショーツがないと取り替えられないので、どうすれば心地よく使えるか色々試した結果、私には以下のルールで吸水ショーツとナプキンを使用していくのが一番良かったです!
〈外出の日〉
1日目・2日目:夜は吸水ショーツのみ。朝履き替えて通常のサニタリーショーツ+多い日の昼用ナプキンで過ごす。
〈家で過ごす日〉
1日目:夜は吸水ショーツのみ。朝は別の吸水ショーツに履き替え、日中もう一度履き替え。
2日目:夜は吸水ショーツのみ。朝履き替えて通常のサニタリーショーツ+多い日の昼用ナプキンで過ごす。
私はすごく経血が多いタイプではないので、これで十分です。
日中も夜用をつけるくらい経血が多い方は、吸水ショーツ+昼用ナプキンにすれば、防水力が飛躍的に上がるので、安心また、夜用ナプキンよりもごわつき・もたつきは減るのでパンツスタイルでも気にならないですよ。
3日目以降経血量が減ったら、吸水ショーツの本領発揮です。
私はここから家の中だけでなく、外出先でもナプキンを持ち歩かなくなります。
夜履いてから、翌日のお風呂前まで履きっぱなしでもOK!
普通〜少ない日は、臭いや湿った感じがすることもなく、すぐにサラっと乾燥するため生理であることを忘れがち。これが本当に快適です。
吸水ショーツはクロッチが黒なので、見た目ではどれくらい出ているかわからないこともあり、気づいたら生理が終わっている感覚です。
実際洗う時に、吸水ショーツを履いてたけど、もう生理終わってたのか、と気付くことがよくあります。
まとめると、多い日は履き替えが必要。外出の日はナプキンの使用をオススメします。
経血量が減ったら、快適な吸収ショーツ生活がスタート。普通〜少ない日は1日中気持悪さを感じることもなく、とってもおすすめです。
4.吸水ショーツの気になるお手入れ方法
ここまで読んでいただいた方はいよいよ吸水ショーツに興味を持っていただけたのではないでしょうか。続いて気になる吸水ショーツのお手入れ方法をご紹介します。
脱いだらそのまま、洗面所に水を溜めて血が出なくなるまで押し洗い。
絞ってそのまま洗濯機にポイ。でOKです。
柔軟剤の使用を控える方が吸水部分の寿命が伸びるらしいのですが、他の洗濯物と分けて洗うのは手間なので、そのまま他の洗濯物と一緒に洗っています。今のところ特にトラブルはないです。
各メーカーによってお手入れ方法には若干の違いがありますが、面倒なので私は上の方法で通しています。
ちなみに、朝履き替える際、忙しくて時間の取れない人には以下のやり方がおすすめです。
付け置き用の洗剤と一緒に洗面器に入れて30分以上放置してから、つけ置きの液ごと洗濯機へ。そのまま通常通り洗濯します。
実際に私が使っている、お手入れの時にあると便利な周辺グッズも紹介しますね。
- 3coinsのつけ置き用折りたたみ洗面器「HAPILUNA」
コンパクトで下着のつけ置きにシンデレラフィットです。
- Rinenna NEWYORK
タンパク質汚れを除去するつけ置き用洗剤。元々子供のオムツ漏れや食べこぼし用に使っている洗剤ですが、血液もタンパク質なので臭いも汚れもバッチリ分解してくれます。
5.愛用者おすすめ吸水ショーツランキング!
ここからは、吸水ショーツって思ってたよりもいいかも!使ってみたいけどどれを買ったらいいのか分からない。という方のために、実際に使ってよかった吸水ショーツをご紹介します。
ユニクロ エアリズム吸水サニタリーショーツ
価格と機能性、エアリズムの快適性で優勝!
エアリズム特有のサラリとしたはき心地が快適。後ろまでクロッチがあり夜も対応です。
吸水ショーツとは思えない薄さでごわつきが全くなく、感動!さすがユニクロと大満足でした
。
吸水量は30〜40mLが1種類のみとなります。正常な経血量は多い日でも1日30mL以内と言われているので、量が非常に多い方以外は問題ありません。私の場合漏れたことは一度もないです。
色展開・サイズ展開も豊富で誰でも試しやすく、店頭で実物を見てから買えるので、初めての方も安心です。
評価 ★★★★★
価格 1990円(税込)
吸水量 30〜40mL
色展開 6色
サイズ XS〜3XL
フランデランジェリーcomfits – heavy-
下着専門店ならではの機能性とデザイン性が魅力!
創業40年の下着専門メーカーが作った吸水ショーツで、日本人の体型に合わせて作られているのでフィット感が高いのが特徴です。
薄くて嵩張らないシングルタイプと、撥水加工プラスでとにかく漏れに強いダブルタイプが選べます。履き込みが深くてお腹まで包まれる感覚があり、安心感が高いです。
加えて、ウエスト部分がレースでエレガント。テンションが下がりがちな生理中にもデザインを楽しめるのが、個人的に気に入っています。
しかし、吸水ショーツらしいカサッとした手触りとオムツぽい嵩張りが少しあるので、そこがもっと通常ショーツに近くなると★5つ。こちらも漏れたことは一度もないです。
評価 ★★★★
価格 2,420円(税込)
吸水量 約30mL
色展開 1色
サイズ展開 ダブルXS〜3XL シングルL〜3L
GU トリプルガードショーツ レギュラー
安さで選ぶならコレ!1度試してみたいと言う人におすすめ
通常価格で1,490円。値引きが入ると1,000円以下でお試しできる価格破壊商品。
吸水ショーツどんなものか試してみたい。という人におすすめです。
こちらは本体とクロッチが別れているため、ナプキンとの併用を前提に作られているのかなという印象です。綿素材なので肌あたりが優しくウエストレースで締め付けもなく快適です。
反面、洗濯で伸びやすくフィット感が失われていく感じがあるので、寿命は短そう。
吸水量が15mL〜20mLと少なめなので、私はもっぱら普通〜少ない日用として使っています。
評価 ★★★
価格 1,490円(税込)
吸水量 15〜20mL
色展開 4色
サイズ展開 XS〜3XL
Bambody サニタリーショーツ
履き心地はいい感じ、サイズ選びに注意!
バレエ専門店が作ったショーツということで、股上が浅く、吸水ショーツの割にコンパクトで軽くごわつきが少ないことが特徴です。値段の手頃さと履き心地はとってもよかったのですが、小さいサイズを買ってしまったため、漏れてしまったことがありました・・・。そのため、今はもっぱら生理の終わりかけに使っています。色やデザインも可愛いのできちんとしたサイズを買って再度レビューしたい商品です。
評価 ★★
価格 1,390円
吸水量 30mL
色展開 3色
サイズ展開 XS〜XL
*まとめ
6.まとめ
吸水ショーツは決して万能な訳ではないですが、上手く取り入れれば生理期間を非常に快適にしてくれる相棒になります。
多い日に一枚で過ごそうとすると難しい部分があるので、生理が始まりそうな日程の安心材料としてや、普通〜少ない日に使うことをおすすめします。
出始めたときは5000円オーバーでやや値段がネックだったのですが、今やメジャーなブランドからも多く発売され、値段もどんどん手頃になってきています。毎月のナプキンの使用量も激減するので、長い目で見れば経済的にかなりプラスだと実感しています。
初めての方は、まずは少ない日から使い始めてみるのはいかがでしょうか?
この体験談が、あなたのお役に立てたら幸せです。
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